谷藤友彦ー「新しい日本的経営」の確立を目指して

「伝統的経営(ドラッカー的経営)」に加えて、「新しい日本的経営(偶然、運、直感、身体知を重視する脱目的的な幸せの経営)」を追求している中小企業診断士の書評記録

ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦posted with ヨメレバ高橋杉雄編著 文藝春秋 2023年06月20日 Amazonで購入《要点》◆冷戦が1980年代末に終わった後で、米欧は旧ソ連諸国を「ヨーロッパの一部」として組み込んでいく政策を追求した。実際、旧東 ... もっと読む

2024年の振り返りにあたり、自分で5つの問いを設定し、自ら答えてみました。【1.「伝統的経営」に基づくコンサルティングは成果を上げたか?】伝統的経営とは、創業者や経営者の原体験に基づく経営理念・ビジョンを重視する経営のことです。今年も主に、経営理念を社内に浸透 ... もっと読む

《要点》◆本書は「どのように戦争が終結するのか?」という問いに対して、「紛争原因の根本的解決と妥協的和平のジレンマ」という視角を提示する。そして、戦争終結を主導する優勢勢力側が「将来の危険」と「現在の犠牲」のどちらを重視するかによって、「紛争原因の根本的 ... もっと読む

《要点》◆ロールズは学生時代、宗教哲学に触れていた。卒論はキリスト者としての立場から書かれたものである。その中には人格間の関係性の重視、メリット(=人間の長所や利点)のとらえ直しといった論点が含まれており、後年の政治思想を先取りしていて興味深い。ただ、ロ ... もっと読む

《要点》◆本書の目的は、IX(インダストリアル・トランスフォーメーション:デジタル化によって、企業だけでなく産業・市場そのものに変革をもたらすこと)の「地図のようなもの」を描くことである。まず必要なのは、自分の企業をとりあえず横に置いた時に、今のデジタル化 ... もっと読む

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