IMG_20211129_124442_415
IMG_20211129_124442_483
IMG_20211129_124442_639

インドカレー屋🇮🇳「ニルヴァーナ」さん(荒川1-49-2)でキーマカレーセット👳🙏825円にラッシー110円ドリンク🥛をつけてもらいました👍


ナンまたはライスを1回おかわりできるのですが、ナンがビッグサイズなので、僕はまだ1度もおかわりしたことがないですね😅


ところで、岸田内閣は成長と分配の好循環を起こす「新しい資本主義」の一環として、「賃上げ税制」の強化を検討しています。


ただ、企業業績に大きなばらつきがある中で、「日本全国で賃上げをやりましょう」というのは無理な話です。どこから着手すべきなのか、もう少し的を絞った方がよいと感じます。


問題分析をする際には、「なぜなぜ分析」でいきなり問題の原因を掘り下げるのではなく、まずはそもそも問題がどこにあるのか、「どこどこ分析」をしなければなりません。


賃上げを促進する場合、


①労働者数は多いが、


②平均給与が低い業界で、


③業績が好調なのに、


④労働分配率(=付加価値に占める人件費の割合)が低い業界


から始めることが有効でしょう。


①②に関して、統計局の「賃金構造基本統計調査」のデータを使って、3枚目のようなグラフを作ってみました。


これは、産業中分類ごとに、平成21年と令和2年の「労働者数」と「平均給与(年額)」の変化を散布図で表したものです。


(※)労働者数は産業中分類ごとにかなりのばらつきがあり、そのままグラフにすると見づらくなるので、10を底とする対数を取ってプロットしました。この値が1増えると、労働者数は10倍になります。


「①労働者数は多いが、②平均給与が低い業界」は、左上の象限に該当します。


ここには、「E.製造業」、「I.卸売業、小売業」、「H.運輸業、郵便業」、「P.医療、福祉」、「R.サービス業(他に分類されないもの)」が含まれます。


ただし、中分類レベルではまだまだざっくりとした傾向しか見えません。一口に製造業と言っても、様々な種類があるからです。


さらに分析を進めて、③業績が好調なのに、④労働分配率が低い業種小分類を絞り込むと、真っ先に賃上げに取り組むべき領域が見えるはずです(すみません、そこまでは僕の手が回りませんでした)。


とはいえ、政府の統計には大きな問題もあります。


実は、「賃金構造基本統計調査」で調査対象となっているのは、「労働者数10名以上の企業」のみです。日本の中小企業には10名未満のところも多数あり、これらがカバーされていません。


日本の労働力人口は6,000万人以上あるのに、「賃金構造基本統計調査」の労働者数を合計しても、3,000万人に満たないのです。


例えば、3枚目の写真で「M.宿泊業、飲食サービス業」は左下の象限に位置していますが、飲食店は社員数名でやっているところがほとんどです。


それらを漏れなくカウントしたら、「M.宿泊業、飲食サービス業」は左上の象限に来るかもしれません。


統計データが不十分だと、意思決定を誤るリスクが高くなってしまいます。


今のところ、①②③④を全て満たす業界を統計上正確に特定する手段はどうやらなさそうです。この状況で政策決定をしなければならないのは何とも厳しいですね。


…という、消化不良感たっぷりの独り言でした。


==============================
フォロワーの皆様ともっと交流を深めるために💞、質問を受け付けています🌟


経営コンサルタント、中小企業診断士を約15年続けている僕に聞いてみたい👂ことがありましたら、コメントやメッセージで是非教えてください🙇‍♀️🙏 


僕がいつも飯の写真と一緒に展開している「ところで論」の中で、可能な限りお答えいたします💪


《僕の専門分野に関すること》
経営理念や事業戦略の作り方、Webマーケティングや営業力強化の方法、社員の育成・評価について。


《僕と関わりが深い地域のこと》
東京都荒川区や茨城県土浦市について。


《その他》
最近のニュースについてどんな風に考えている?プライベートでは何をしている?など。


#荒川区
#あらかわいい
#ランチ
#昼食
#インドカレー
#キーマカレー
#頑張れ飲食店
#コロナに負けるな
#ところで論
#やとろじー
#岸田内閣
#賃上げ税制
#成長と分配の好循環
#新しい資本主義
#どこどこ分析
#賃金構造基本統計調査
#散布図
#経営コンサルタント
#コンサルタント
#中小企業診断士
#診断士
#独立診断士
#質問受付中
#質問コーナー
#フォロワーと繋がりたい
#フォロワーと仲良くなりたい
#フォロワーとの交流