
月1で主宰している「論語を経営に活かす会」第5回が終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今回の題材は「公冶長第五」でした。
毎回、僕が5つの文章を取り上げ、経営やコンサルティング実務に絡めて問いを投げかけています。今回はこんな問いをしてみました。
【初対面の相手に仕事を任せてよいか判断する際、相手のどんな言動、態度に注目しますか?】
「自分の話ばかりをせず、こちらの話を十分に聴くことができるか?」、
「『自分はこんなことをやりたい、だからこのぐらいの条件でやらせてほしい』と利己心をちらつかせるのではなく、『仕事をさせていただいてありがとうございます』と感謝の気持ちを見せられるか?」
に注目しているという意見が出ました。
他に面白い意見としては、「物を大切に扱えるか?」というのもありましたね。「物を大切に扱えない人は、他人を大切に扱えない」というのが理由でした。
診断士の世界では、飲み会や懇親会で案件を紹介し合うことが多いですが、僕は「食事中の態度」をよく見ています。食べ方・食べ残しが汚い人、あるいは店員さんに対して敬語を使わない人とは仕事をしたくないですね。
(ちなみに、僕自身はお酒の場で仕事の話をすること自体が好きではありません)
【中小企業にとって「分不相応の投資」とはどんなものですか?逆に、コロナ禍のように業績が苦しい時でも、中小企業が投資を怠ってはならない分野は何ですか?】
分不相応の投資としては、
・リスクの高い多角化戦略を取ること。
・DX、Webマーケティングなど、中身がよく解っていないのに、ベンダーの言いなりになって巨額のIT投資をしてしまうこと。
・オフィス賃料を含め、本社機能を肥大化させてしまうこと。
・事業再構築補助金を使って、既存事業の総資産より大きな設備投資をしようとすること。
が挙げられました。
コロナ禍でも投資すべき分野としては、
・既存顧客を大切にする戦略。具体的にはアンゾフの成長ベクトルで言うところの「市場浸透戦略(⇒購買頻度アップにつながる)」や「新製品開発戦略(⇒顧客単価アップにつながる)」。
・人材への投資。具体的には、①社員の能力だけでなく、心身の健康を維持・促進すること、②自社の価値観を共有するための対話に時間をかけること、③労働市場に若い人材があふれていることに着目し、経験者の即戦力採用よりも若手のポテンシャル採用を行うこと。
といった意見がありました。
来月もやります!いやぁ、毎回僕は「こんな感じの会話になるかなぁ」と思って事前に問いを立てるのですが、いつも予測不可能な方向に話が展開するので面白すぎます。
「偶然を執拗に攻撃して爆発させる」って、まんま「水曜どうでしょう」やん(←この辺の話は過去の投稿を参照あれ)。
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