本書は、北朝鮮の政治体制の根底にある「チュチェ(主体)思想」についての1冊です。著者の篠原常一郎氏は数十年にわたり日本共産党の職員であったことがあり、筆坂秀世参議院議員の公設秘書を務めた経験もあります。現在、著者は共産主義の影響を脱しているようですが、「チ ...
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2022年07月
「子曰く、苗にして秀でざる者有るかな」(子罕第九 第21章)
「論語を経営に活かす会(第9回)」の続きです。子罕第九の第21章にこんな文章があります。【原文】子曰、苗而不秀者有矣夫。秀而不實者有矣夫。【書き下し文】子(し)曰(いわ)く、苗(なえ)にして秀(ひい)でざる者(もの)有(あ)るかな。秀でて実(みの)らざる者有 ...
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論語を経営に活かす会 第9回(子罕第九)終了
原則、隔月で開催している「論語を経営に活かす会」の第9回が終了しました!論語は中国の聖人・孔子とその弟子の言行を、孔子の死後に弟子が記録した書物です。儒教の重要な経典であり、朱子学における「四書」の1つに数えられています。論語は全20篇、約500章から構成されて ...
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佐藤優『プーチンの野望』ーロシアがウクライナをナチス呼ばわりするのは理由がある、他
【第1章 仮面のプーチン】「ロシアでは、われわれの日常生活とは次元の異なるところから、選挙の候補者が降ってくる。『悪い候補者』と『うんと悪い候補者』と『とんでもない候補者』だ。その中から『悪い候補者』に1票を投じ、『うんと悪い候補者』と『とんでもない候補者 ...
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中原淳『研修開発入門』ー研修開発とは「政治的交渉のプロセス」
企業研修を「内製化」する方法を解説した1冊です。講師が活用可能な研修当日の「教え方のテクニック」や「学習環境のデザイン」についても色々と書かれていますが、僕としては「研修の”前”と”後”にすべきこと」の方が有益でした。「研究によれば、研修の失敗要因は、(1 ...
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