空と雲 おはよう引用 (1)

僕が隔月で受けているコーチング、今回が9回目でした。

《過去のコーチング記録》
「初めてプロのコーチングを受けました(コーチングの基本を学ぶ)」(https://onl.la/yra47E5
「2回目のコーチングを受けました(自分の価値観と向き合う)」https://onl.la/BctEJ9D
「3回目のコーチングを受けました(矛盾した経営観をよしとする)」(https://onl.la/5iJzTix
「4回目のコーチングを受けました(夫婦間の関係をよりよくする)」(https://onl.la/biWtf9a
「5回目のコーチングを受けました(2026年までになりたい自分)」(https://onl.bz/c6YKSQB
「6回目のコーチングを受けました(「わいがやな世界」を実現する)」(https://onl.bz/FxrMbvP
「7回目のコーチングを受けました(人脈を広げる)」(https://onl.bz/QZHZEim
「8回目のコーチングを受けました(観光地の条件を考える)」(https://onl.bz/hGjh6FK

今回のテーマは「習慣」でした。僕は、読書やブログ記事(Instagram)の投稿、ジムでのトレーニング、そして英語の勉強を習慣化しようとしているのですが、なかなかものにならないのが悩みの種である、という話から今回のコーチングはスタートしました。

ここで、「スケジュール帳を開いて、それぞれのアクティビティをあらかじめスケジュールに組み込んでしまいましょう」といった直線的なアドバイスをしないのが僕のコーチの素晴らしいところで、まず「谷藤さんにとって、習慣は何のために必要なのですか?」と問いかけてきました。

僕は、人間の可能性は、放っておくと年齢とともに狭まっていくものだと感じています。年齢に伴って社会的に様々な役割が増え、自分が思うように予定をコントロールすることが難しくなります。加えて、加齢による能力の衰えも、自分の可能性にとって制約要因となります。

習慣は、自分の可能性を広げるために必要なものです。地味でもよいから、少しずつ、コツコツと成長を続けることで、自分の可能性が狭まるのを防ぐことができます。その結果、人生はいつまでも楽しいものとなります。楽しい人生とは、自分がワクワクすると同時に、周囲の人にプラスの影響を与え、周囲の役に立つような人生のことです。

ここでコーチは、「最初に挙げた4つの習慣は、谷藤さんが今言った習慣の意味とつながっていますか?」という、やや難しい質問をしてきました。

僕は、将来的に土浦市で外国人向けの観光ビジネスをやる可能性(《参考》「8回目のコーチングを受けました(観光地の条件を考える)」(https://onl.bz/hGjh6FK))に備えて、英語の勉強をしています。その意味で、英語は周囲の役に立つものです。

一方で、読書やブログ、ジムでのトレーニングは、完全に自分の楽しみのためにやっており、自分で言った習慣の意味からはやや遠い気がします。周囲の共感を呼ぶという意味合いが薄いのです。

そこで僕は、読書、ブログ、ジムでのトレーニングは、「自分のファンダメンタルズを鍛えるためのものだ」と再定義してみました。読書とブログは頭を、ジムでのトレーニングは体を鍛えるものです。

するとコーチは、「頭、体と来て、心を鍛える習慣はないのですか?」と、新しい視点を提供してくれました。確かに、僕の習慣からは心という観点が抜けています。心を鍛えるには、日常の些細なことに対して「ありがとう」という気持ちを持つことが大切でしょう。

例えば、飲食店でおいしいものを食べたら、「作ってくれた農家の人や調理人に感謝する」、宅配便が届いたら、「運んでくれたドライバーに感謝する」、そして何よりも、朝起きたら「今日も生かされていることに感謝する」などです。

もちろん、僕も今まで口では「ありがとうございます」と言ってきましたが、もっと様々な場面で、心を込めて言わなければならないと襟を正しました。

習慣が自分のファンダメンタルズを鍛えるためとなれば、次に問題となるのは、どの程度の負荷をかけて鍛えるのか?ということです。僕は、読書は月に8冊程度、ブログ記事の投稿も月に8本程度(1本は約2,000字)を目標としています。

コーチは、「自分の体と心に、『本当は何冊読みたいか?』と尋ねてみてください」と言いました。僕は少し考えて、「1週間に1冊ちょっとかもしれない」と答えました。

実は、30代の頃はさらにたくさんの本を読み、さらにたくさんのブログ記事を書いていました。言い方は悪いですが、本の著者が時間をかけて紡ぎ出した文章を”踏み台”にして、自分の考えを好き勝手に書き散らす、というのが僕のスタイルでした。

しかし、これには大きな弊害がありました。著者のせっかくの言葉を寸断してしまい、それぞれの本で象徴的な文章が僕の記憶に残らないのです。そのため、周りの人に「この本はいいよ」と勧めようとしても、どういうことが書いてあるのか、特に印象に残ったくだりは何なのかを説明できなくなってしまうのでした。

40代に入り、今さらながら僕はもっと著者の言葉をじっくり味わいたいと思うようになりました。著者らしい息遣いが感じられる文章を自分の記憶にとどめたいと思うようになりました。そして、それをブログで丁寧に紹介し、さらに自分の考えを慎重に追加することで、読み手の共感を得られるような記事を書きたいと思うようになりました(本当に今さらながらですが)。

だからこそ、本来の目標よりも、本音の目標は少なくなったのです。コーチは「30代のパフォーマンスと比較して、衰えたととらえてはいけません」と助言してくれました。僕は、30代とは違う次元に突入したのです。

ここにきて、ファンダメンタルズを鍛えるための習慣も、結局は自分の人生を楽しくするためのもの、言い換えれば、自分がワクワクしながら、同時に周りの人の役に立つためのものであることを確認することができました。習慣に意味づけすることができた点で、今回のコーチングも非常に有意義でした。

(※)早速、この記事自体が、読んでくださった方の共感を呼ぶものとなっているか、個人的にはやや不安を感じています(苦笑)。コーチングの流れや雰囲気を追体験できるものになっていれば幸いです。

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