https://tomohikoyato.livedoor.blog/archives/24065562.html2023年の振り返り

お久しぶりです。2023年もあと少しということで、
1年の振り返りをしたいと思います。今年は我が愛する阪神タイガースが38年ぶりの日本一を達成したという喜ばしい出来事を除くと、個人的には「非常にしんどい」1年でした。
コンサルティングの仕事では、なかなかお客様に対して思うような貢献ができず、もどかしさが残りました。今年はお客様が特に難しい課題に直面することが多く、どうやって解決すればよいのか、アプローチに迷うことが頻繁にありました。
そもそも、元気に仕事をすることができたのは4月ぐらいまでで、その後はずっと低空飛行状態でした。5月と12月には仕事を丸々休んでしまい、お客様をはじめ関係各所には多大なるご迷惑とご心配をおかけしました。大変申し訳ございませんでした。
僕の体調不良を引き起こしている要因は主に2つあります。1つは、かかりつけの心療内科医から指摘されていることなのですが、「コルチゾールの値が低いこと」です。
コルチゾールとは副腎皮質から分泌されるホルモンの1つで、一般的には心身がストレスを感じると分泌量が増えます。ところが、僕の場合はその値が低いというのです。3か月に1度の血液検査では、基準値が7.1~19.6μg/dLであるのに対し、だいたい4~6μg/dLで推移しています(直近の検査でも5.0μg/dLでした)。
コルチゾールが低下すると、倦怠感、食欲低下、体重減少、腹痛、微熱、血圧低下、低血糖、低ナトリウム血症などが見られ、重症になると意識低下をきたします。
コルチゾールの値が低すぎるのはれっきとした病気であり、その病気であることを確定させるには、専門の負荷試験を受ける必要があります(素人がネットで生半可な知識を身につけないようにするためという理由で、医師からその病名は教えてもらっていません)。
ただ、医師曰く、コルチゾールの値が4.0μg/dL未満でなければ負荷試験を受けても病気と判定される可能性は低く、しかも一度負荷試験を受けると、厚生労働省の決まりでその後1年間は同じ試験を受けられなくなるみたいです。
よって、コルチゾールの値が4~6μg/dLで推移している僕は、「負荷試験も受けられず、ただただ心身がしんどい状態」にとどめ置かれています。医師からも、「この先コルチゾールの値が低下すれば負荷試験を案内するが、今は我慢するしかない、自分で気合を入れて乗り切るしかない」と言われています。
体調不良を引き起こしているもう1つの要因が「腰痛」です。慢性的な腰痛で、長時間デスクワークをするのに支障をきたしています。もちろん、今までもカイロプラクティックを受けたり、整形外科で処方された薬を飲んだりしてきました。ところが、一向に改善しないため、秋から理学療法士の先生の下で治療を行うことにしました。
僕の場合は、明らかに運動不足で筋肉が弱っているそうです。理学療法士の先生からは、「寝たきり老人かと思うぐらい筋肉がない」と指摘されました。大腿直筋、腸腰筋、中臀筋が不足しており、筋肉と骨をつなぐ腱に過剰な負荷がかかることで、骨盤周りが全体的に痛んでいます。
まずは、1日30~40分歩くことを勧められました。筋肉には瞬発系と持続系の2種類があるのですが、僕が特に獲得しなければならないのが持続系の筋肉であり、それは運動を20分以上続けたときにようやく鍛えられ始めるのだそうです。
さらについ先日、もう1つの意外な方法を提案されました。それは、水風呂に半身浴で浸かることです。僕の腰回りの腱は冷えており、血液が十分に通っておらず、そのために痛みが増幅されていると言います。水風呂で敢えて腰回りを冷やすと、脳が「冷えた腱に血液を送らなければならない」と察知し、腱への血流が増えるというわけです。
1日30~40分歩くことは徐々に習慣化しつつある一方で、この冬の寒い時期に水風呂に入るのはなかなか勇気がいります。とはいえ、そろそろこの腰痛を治さないと、働き盛りの40代を棒に振りそうなので、頑張って挑戦することをここに宣言します。
色んな面でしんどい1年であったとはいえ(そう言えば今年は後厄でした)、僕が以前から口にしている「新しい日本的経営」に関して、ちょっとだけ前進が見られたのはせめてもの収穫です。
2月に中小企業診断士向けの勉強会で、「ビジネスパーソンに『目的思考』はどこまで必要か?~大泉洋さんの出世作『水曜どうでしょう』を題材に~」というタイトルで講演をさせていただきました。
連続的に成功する起業家の思考・行動スタイルとして近年注目されている「エフェクチュエーション」と、僕が愛する『水曜どうでしょう』を紐づけて、「新しい日本的経営」の方向性を示すことができたと感じています。
「伝統的経営」はPDCAサイクルを重視するのに対し、「新しい日本的経営」では「STARサイクル」が成り立つのではないか?という仮説を提示しました(STARサイクルの詳細については別の機会に書きたいと思います)。
2024年はSTARサイクルを実践する機会をたくさん作ることが目標です。
#2023年
#2023年振り返り
#振り返り
#一年
#思い出
#今年もあと少し
#あっという間
コメント