11回目のコーチングを受けました

僕が隔月で受けているコーチング、今回が11回目でした。今年の3月末で、ちょうど社会人になってから20年が経過するというタイミングでしたので、この20年間を振り返るとともに、次の20年の展望を一緒に考えてもらいました。

《過去のコーチング記録》

新卒入社したITベンダーを1年ちょっとで退職し、その後中小企業診断士の資格を取ってコンサルティング会社に転職したものの、在職中に精神疾患を発症。その企業に5年半勤めた後、フリーランスに転身して、いわゆる独立診断士となりました。

ただ、20代の終わりに発症した精神疾患をコントロールすることは並大抵のことではなく、10年ほどは満足のいく仕事ができませんでした。そのこともあってか、20年間で様々な仕事を経験したにもかかわらず、あまり大した成果を上げられていないという劣等感が自分の中にありました。

唯一続けられたことと言えば、(以前もコーチングの記事の中で書きましたが、)社会人2年目から始めたブログです。全く体系的な内容にはなっていないものの、おそらく20年弱で15冊分程度の文章を書いたと思います。

「谷藤さんにとって、『書く』とはどんな意味を持ちますか?」とコーチは尋ねました。例えば日記のように、純粋に自分の考えを整理して自分の中に秘めておくために書く人もいます。僕の場合は、自分の考えを周りの人たちに知ってほしくて文章を書いています。

そして、その文章には、「自分なりの新しさ」を込めたいといつも思っています。最近は、既存の情報をきれいにまとめたWebページがGoogleには高く評価され、検索結果で上位表示されやすい傾向があります。逆に、個人の主義・主張が強いページはSEO的に不利です。それでも、「僕らしさ」を表現することを止めたいとは考えていません。

ここで言う「僕なりの新しさ」とは、経営や人生に対する新しい考え方を指しています。それを明確に意識し始めたのは、ちょうど30代に入る頃でした。ただ、その頃は漠然とそう思い描いていただけで、新しさの中身が全く詰まっていませんでした。

そのまま数年が経過した後、今の妻と出会い、妻の生き方や仕事ぶりに刺激されて、新しさを描写する画角が少しずつ見つかってきました。僕がしばしば「新しい日本的経営」と名づけるものに昇華させたいと目論んでいる視点です。

コーチは、「『新しさ』とは過去の否定なのですか?」と聞いてきました。僕は、これまでの経営学を否定するつもりは毛頭ありません。ただ、従来の経営学だけではカバーできない企業経営のタイプがあるように感じています。特に、中小企業や小規模事業者の経営はそうです。僕は、「新しい日本的経営」によって、そうした企業にもっとスポットライトを当てたいのです。これが、約20年かかってようやく到達した境地です。

結局のところ、「常に新しいことを考え続けてきたことが谷藤さんの20年間の成果ですね」と、コーチは僕のことを肯定してくれました。そう言えば、新卒入社した企業を退職する際、人事担当者との面談で、「僕は考えることを止めたら死にます」と(生意気にも)言ったことを思い出しました。

一方で、コーチからは、「谷藤さんは1人でもがいているように感じる。谷藤さんの周りに他者が見えない」とも指摘を受けました。新しい日本的経営は、他者との相互関係の中から生まれる偶発性にフォーカスしたいのに、僕自身に他者との関わりが薄いことをコーチは鋭く見抜きました。

「歯車がかみ合っていない気がする。別の『場』が必要なのではないか?」とコーチは続けました。大学で学び直すのも一手だと提案してきました。ただ僕は、今住んでいる土浦市の駅前を活性化させる具体的な取り組みの中で、「新しい日本的経営」を磨き上げたいと答えました。もっと平たく言えば、6回目のコーチングで確認した、「わいがやな世界」を土浦駅前に実現したい、ということです。

ここでコーチは、「『わいがやな世界』を、身体で表現してほしい」とリクエストしてきました。書き言葉に慣れ切っている僕は戸惑いました。それでも、手足を動かしながら、慣れないジェスチャーで「わいがや」を表現してみました。すると、言葉よりもイメージを鮮明に伝えることができた気がしました。

「困ったら自分の身体に聞いてほしい。身体が答えを知っていることもある」とコーチは言いました。僕は、「新しい日本的経営」の中に「身体知」も組み込もうと考えています。というのも、伝統的な経営学が頭の理性をあまりにも重視しすぎていると感じているからです。コーチは偶然にも、僕に身体知の重要性を重く認識させてくれました。

最後にもう1つ、コーチからリクエストがありました。それは、僕が「新しい日本的経営」を追求していることが解るような名刺を持ち、服装を心がけるようにとのことでした。言い換えれば、セルフプロデュースせよ、ということです。

ビジネス用の名刺はもちろんありますが、それとは別に「わいがや」な世界観を表した名刺を持つことを勧められました。また、普段はグレーやネイビーなどを基調とした地味な格好をしている僕に対し、もっとポップな印象を与える服装をしてはどうかという提案も受けました。

文章で「新しい日本的経営」や「わいがやな世界」を発信するだけでなく、別のツールや自分自身の身体をも使い、他者との協働の中で「新しい日本的経営」を実践していくことをコーチと約束して、今回のセッションは終了となりました。

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