僕が隔月で主宰しているドラッカー勉強会の第6回が終了しました。毎回、「ドラッカー名著集全15冊」から1冊を選んで読後感想を共有するというもので、今回の題材は『創造する経営者』でした。1964年に初版が発表された本書は、世界で初めて「事業戦略」について論じられた本 ...
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カテゴリ:書評 > ドラッカー
ピーター・ドラッカー『未来企業』―ドラッカーが嫌いな5つのこと
『マネジメント・フロンティア』(1986)、『すでに起こった未来』(1994)、『未来への決断』(1995)と同様、ドラッカーが様々な雑誌に寄稿した記事や論文を1冊にまとめたものです。本書はドラッカーが80歳前後に書き記した文章が中心となっており、歳を重ねていよいよ筆の ...
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ドラッカー勉強会 第5回終了!―『イノベーションと企業家精神』
僕が隔月で主宰している「ドラッカー勉強会」の第5回を2月下旬に実施しました。今回の題材は『イノベーションと企業家精神』でした。イノベーションの「7つの機会」を体系的に整理した上で、それらの機会をものにするための戦略を論じ、既存の大企業、ベンチャー企業、公的機 ...
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佐藤等『実践するドラッカー 利益とは何か』―利益をめぐる5つの誤解、利益の3つの役割
「利益=売上-費用」という把握にとどまっている方にお勧めしたい1冊です。利益に関する一般的な認識と、それに対するドラッカーの異なる見解を5点整理しておきます。【1】《一般的な理解》利益は汚いものである。利潤動機という言葉があるように、利益を追求することは、何 ...
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ピーター・ドラッカー『マネジメント・フロンティア』ーダイバーシティ社会で「共通の目的」は設定しうるか?
現在はダイバーシティ(多様性)の時代だと言われます。僕は、ダイバーシティにはいくつかの段階があると考え、2枚目の写真のように整理してみました。「ダイバーシティ0」とは、ダイバーシティがない社会です。個人、組織、社会という3つのレベルにおいて、一貫した同質の価 ...
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