中国の行動原理posted with ヨメレバ益尾 知佐子 中央公論新社 2019年11月20日頃 Amazonで購入 《要点》◆中国をめぐる対外政策論にはリアリズムの影響が強く、リベラリズムに基づく議論が中国専門家の間で主力になっ ...
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カテゴリ:書評 > 国際政治
【要約・感想】緒方義広『韓国という鏡』―現代韓国社会の実像から日本が学べることとは?
韓国という鏡posted with ヨメレバ緒方 義広 高文研 2023年02月03日頃 Amazonで購入 《要点》【Ⅰ.韓国という国の日常】韓国は「パルリパルリ(早く早く!)」の国である。よく言えば「思い立ったらすぐに始める推進力 ...
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【要約・感想】高橋杉雄『ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか』―ウクライナ侵攻が日本に問いかけるもの
ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦posted with ヨメレバ高橋杉雄編著 文藝春秋 2023年06月20日 Amazonで購入《要点》◆冷戦が1980年代末に終わった後で、米欧は旧ソ連諸国を「ヨーロッパの一部」として組み込んでいく政策を追求した。実際、旧東 ...
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【要約・感想】千々和泰明『戦争はいかに終結したか』―戦争はいかに終結すべきかも論じてほしい
《要点》◆本書は「どのように戦争が終結するのか?」という問いに対して、「紛争原因の根本的解決と妥協的和平のジレンマ」という視角を提示する。そして、戦争終結を主導する優勢勢力側が「将来の危険」と「現在の犠牲」のどちらを重視するかによって、「紛争原因の根本的 ...
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【要約・感想】篠原常一郎『北朝鮮と拉致問題を正しく理解するためのチュチェ思想』―自立のチュチェ思想が独裁者に依存する矛盾
《要点》◆チュチェ(主体)思想とは、朝鮮労働党および北朝鮮の指導指針とされる思想である。マルクス・レーニン主義を朝鮮の現実に適用したもので、公式には1966年以降に金日成によって提唱されたことになっているが、実際にチュチェ思想を確立したのは黄長燁(ファンジョ ...
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