谷藤友彦ー「新しい日本的経営」の確立を目指して

「伝統的経営(ドラッカー的経営)」に加えて、「新しい日本的経営(偶然、運、直感、身体知を重視する脱目的的な幸せの経営)」を追求している中小企業診断士の書評記録

カテゴリ:書評 > 経営

演繹革命posted with ヨメレバ校條浩 左右社 2024年10月 Amazonで購入 《要点》◆著者が銀塩写真フィルムの会社である小西六写真工業(現コニカミノルタ)に勤めていた時のこと、ソニーが「マビカ」という写真フィルム ... もっと読む

《要点》◆本書の目的は、IX(インダストリアル・トランスフォーメーション:デジタル化によって、企業だけでなく産業・市場そのものに変革をもたらすこと)の「地図のようなもの」を描くことである。まず必要なのは、自分の企業をとりあえず横に置いた時に、今のデジタル化 ... もっと読む

近年、「人的資本経営」が注目を集めています。人的資本経営とは、人材を「コスト」ではなく「資本」としてとらえ、人材に対して適切な投資を行い、人材の価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげようとする経営のあり方です。そして、人的資本経営を ... もっと読む

《要点》◆マーケティングは、①介入型のアウトバウンドマーケティングではなく、パーミッションベースの人間中心型マーケティングへ、②株主中心の近視眼的視点ではなく、あらゆる利害関係者を人間として真摯に扱う方向へ、③受動的な消費者の支配ではなく、顧客と共創・協 ... もっと読む

僕が言う「伝統的経営」とは、経営者の確固たる経営理念やビジョンを全ての出発点とする経営のことです。経営理念があるからこそ、「経営理念を実現するために重要となるターゲット顧客は誰か?」、「そのターゲット顧客のニーズは何か?」、「同じニーズをめぐって競合する ... もっと読む

↑このページのトップヘ